家を買うとかそれにかかわる諸々

東京都マンション購入済み5年住~千葉県へ広い家を求めて引っ越しするかもしれない過程のログ。

PayPay銀行とじぶん銀行の住宅ローン比較

現在住んでいる家(中古マンション)の住宅ローンはじぶん銀行で借りた。理由は低金利、団信付き、そしてメインバンク(三菱UFJ)との手数料がちょっと得だったため。住宅ローンは一度借りてしまえばあとは毎月振り込んでいくだけなのでほとんどサービス的なものは意識しない。

今回新たに住宅ローンを組むにあたって金利を第一優先で選びたいなと思い見ていたところ、PayPay銀行(ジャパンネット銀行が2021年に社名変更した)たるものがあって金利では一番魅力的だったので第一候補にしたいと思っているところ。

PayPay銀行は2021年5月5日時点で変動金利 3.80 % ということで他社に比べて非常に競争力が高い。

www.japannetbank.co.jp

その他にも保証料、団信保険料、繰り上げ返済手数料が 0 円 とかなり魅力的。

一方で団信プランについては必要最小限といった印象。逆にいうと団信保険が納得できれば金利で有利なPayPay銀行で進めたいと思い、現在使っているじぶん銀行と比較をしてみた。

 

2021年5月5日時点の両行の金利(全期間変動)

  • じぶん銀行・・・ 0.410 % (※au回線、じぶんでんき をセット契約することにより年 0.31 %)
  • PayPay銀行・・・ 0.380 %

#2016年にじぶん銀行で借りたときは 0.497 % だったようなのでさらに下がっている…

参考までに 7000 万借りた場合に上記それぞれの金利では1000 円の差でした。

  • じぶん銀行(0.410%)→ 17.9 万円/月
  • PayPay銀行(0.380%)→ 17.8 万円/月

団信とは

団信(団体信用生命保険)とは住宅ローンを借りている人にもしもの事があった場合に生命保険会社が住宅ローン相当額を代わりに払ってくれる制度のこと。

団信には最低以下の三種類がある。

  • 一般団信・・・死亡・所定の高度障害、余命6か月以内の診断などに住宅ローン残高100%を保険金として支払い
  • がん50%保証・・・がんと診断された場合に住宅ローン残高50%を保険金として支払い
  • がん100%保証・・・がんと診断された場合に住宅ローン残高100%を保険金として支払い

上記に加えワイド団信(一般団信に入れない人が追加の上乗せ金利を払って入る保険)やより幅広い疾病に対応した11疾病保証団信等がある。

各社の保険を比較するにあたっては以下をポイントにした。

  • 金利上乗せなしでどんな疾病をカバーしているか、そのときにどれくらいの残高を保証してくれるか
  • オプション保証に対する追加金利上乗せ分はどれくらいか

 

じぶん銀行とPayPay銀行の団信の比較(金利上乗せなしで入れる保証プラン)

  • 金利上乗せなしで入れる保証プラン(PayPay銀行)

→ 一般団信 + 一般団信プラス(以下参照)

一般団信の保障に加え、がん(所定の悪性新生物)と診断確定されたら100万円の給付金が受け取れる。さらにがん先進医療を受けた際の治療費を給付。(通算1,000万円まで /1回あたり500万円限度)

→ 一般団信 + がん50%保証(以下参照)

  • がんと診断された場合就業不能状態問わず住宅ローン残高50%支払い
  • 入院が31日以上になった場合に毎月の住宅ローン返済額を給付金として支払い

 

じぶん銀行とPayPay銀行の団信の比較(オプション保証に対する追加金利上乗せ分はどれくらいか)

  • オプション保証に対する追加金利上乗せ分(PayPay銀行)

→ がん50%保証 ・・・ +0.1%

→ がん100%保証 ・・・ +0.2%

→ 11疾病保証団信 ・・・ +0.3%

 

→ がん50%保証 ・・・ なし

→ がん100%保証 ・・・ +0.2%

→ 11疾病保証団信 ・・・ +0.3%

 

結論

じぶん銀行は上乗せ金利なしでがん50%保証がついておりより充実した保証内容であった。また au回線やじぶんでんきの契約とあわせてさらに低金利にすることもできる。

PayPay銀行は上乗せ金利なしの保証内容ではじぶん銀行と比べると見劣りするが、がん50%保証 (+0.1%)つけても0.39% とじぶん銀行を下回る。なので補償内容はほぼ同等と考えてもよいかなと思う。

 

個人的には今回PayPay銀行に仮審査、口座申し込みをおこなったところUIが非常によくできていて手続きがスムーズだったことからPayPay銀行ですすめようかなというお気持ち。